【ポケモン剣盾】S16シングル 最終843位(レート1883) 黒馬バドレックスアシスト構築
初めまして、ネレーヌと申します。
シーズン16シングルバトルにて最終843位、レート1883に到達したため構築記事を投稿します。
本記事での表記
実数値、努力値:
H175(0)はHP実数値175、HP努力値0であることを示します。
また、赤文字は性格上昇補正、青文字は性格下降補正があることを示します。
ランク:
D(+1)は特防ランク+1、S(-1)は素早さランク-1であることを示します。
特にランク記載がない場合は±0とします。
使用パーティ
禁止級伝説で最も素早さが高い黒馬バドレックスの全抜きを狙いやすくすることに特化したパーティです。
黒バドは超高速超火力で非常に強力なポケモンですが、それゆえにその対策をしっかり行われているパーティと戦うことがほとんどです。
特に耐久の高いあくタイプ(バンギラス、ブラッキーなど)、ふいうち持ち(エースバーン、一撃ウーラオスなど)は天敵といえます。
また、S15後半から増えた耐久振りザシアンにはバドレックスの攻撃を耐えられて反撃のきょじゅうざんで倒されてしまいます。
こういった黒バド対策ポケモンに対抗できるポケモンをパーティに入れることで、バドレックスの全抜きを全力でサポートできるようにしました。
使用ポケモン
バドレックス(こくばじょうのすがた)
特性:じんばいったい
性格:おくびょう
持ち物:いのちのたま
配分:H175(0)-Ax(0)-B100(0)-C217(252)-D121(4)-S222(252)
技:サイコショック、アストラルビット、リーフストーム、はかいこうせん
よくいる(?)珠バドレックスです。
圧倒的な火力と素早さで全抜きを狙います。
イベルタル入りのパーティ以外には積極的に選出しました。
はかいこうせんはダイマックス中にダイアタックとして使うことで、サンダー等がダイジェットで素早さ上昇するのを阻止し、ダイマ対決を有利に運ぶことができました。
しかし、ダイウォールで相手のダイマターン稼ぎができない点が不便でした。
フルアタでふいうちを透かせないという欠点もありますが、珠を持っているとみがわり警戒をされるためかふいうちを撃たれないことも多く、そんなに困ることはありませんでした。
ウーラオス(いちげきのかた)
特性:ふかしのこぶし
性格:ようき
持ち物:こだわりスカーフ
配分:H175(0)-A182(252)-B120(0)-Cx(0)-D81(4)-S163(252)
技:インファイト、あんこくきょうだ、とんぼがえり、みきり
※キョダイマックス個体
想像以上に強かったスカーフ型のウーラオスです。
バドレックスとの相性補完に優れ、悪タイプに後出ししやすいです。
ウーラオスミラーで上から蜻蛉を使って相手の襷を潰しながら交代したり、スカーフヒヒダルマに蜻蛉をされる前にインファイトで倒せたり、黒バドのみがわりの読みあいを回避できたりするのが強力でした。
ザシアンと対面すると相手はカウンター警戒で石化を撃ってくれることが多く、その場合は上からのインファ2回で倒すことができました。
ダイウォール用の変化技はなんでもいいですが、DMしなくてもトリルや壁の時間稼ぎができるみきりにしました。
シーズン終盤にスカーフ黒バドが増えていたようなので、ふいうちを入れるのもありかもしれません。
サンダー
特性:プレッシャー
性格:ずぶとい
持ち物:ゴツゴツメット
配分:H197(252)-Ax(0)-B150(252)-C145(0)-D110(0)-S121(4)
技:ボルトチェンジ、ぼうふう、はねやすめ、みがわり
相変わらずランクマで最もよく見かける実質禁伝ポケモンです。
最終日まではHC振りのアタッカー型サンダーを使っていましたが、ザシアンやエースバーンに対抗しやすくするために防御特化のゴツメ型にしました。
せいでんきのほうが主流ですが、ザシアンに確実に後攻ボルチェンを入れてバドレックスを無償降臨させたいためプレッシャーにしました。
最大PP8の技であればはねやすめとみがわりで粘ってすぐにPP切れにできるのも良かったです。
特にホウオウやエースバーンの炎技は最大PP8なのでプレッシャーがかなり活きてきます。
スカーフ持ち最速95族(ヒヒダルマやキュレム)をS(+2)で抜けるように努力値の残り4は素早さに振っています。
特性:ちからもち
性格:いじっぱり
持ち物:とつげきチョッキ
配分:H207(252)-A112(252)-B100(0)-Cx(0)-D101(4)-S70(0)
スーパーテンプレ構成のマリルリです。
元は物理受けゴツメアシレーヌの枠でしたが、最終日にサンダーがゴツメ持って物理受けをするようになったのでチョッキマリルリに換えました。
イベルタルや壁構築の対策枠ですが、マリルリを入れてから一回もそういうパーティと当たらなかったので選出数は0でした。
特性:ゆきかき
性格:ようき
持ち物:きあいのタスキ
配分:H151(4)-A152(252)-B140(0)-Cx(0)-D85(0)-S128(252)
技:トリプルアクセル、アイアンヘッド、メタルバースト、ステルスロック
マイナーだけどしっかり活躍したポケモンです。
長らくドリュウズでステロ撒きを行っていましたが、どうしてもジガルデに強くてステロ撒きと素早さ補強ができるポケモンが欲しくてサンドパンを入れました。
メタバはスカーフカイオーガ等の対策で入れましたが一度も使いませんでした。
ようきだと火力不足気味ですが、霰状態でS(+1)最速サンダーや準速レジエレキを抜けるのでようきで使用しました。
最終日に急遽入れたのにも関わらず、ムゲンダイナ2体とミミッキュ1体を討伐してくれました。
特性:ありじごく
性格:わんぱく
持ち物:しんかのきせき
配分:H152(252)-A121(4)-B106(252)-Cx(0)-D65(0)-S30(0)
技:すなじごく、ばかぢから、すなかけ、ねむる
黒バドキラーのブラッキーとバンギラスがどうしても嫌で最終日に入れました。
証厳選をしていたらまぐれで出てきた色違いの個体を使用しています。
進化前らしく合計種族値290で能力は低いですが、攻撃種族値はフライゴンと同じく100あります。
特性ありじごくを持ち、一致イカサマを確定4発にできるためテンプレブラッキーにTODをしかけることができます。
単純にねむるを繰り返すだけではお互いにHP満タン同士でTODになった時に判定負けする可能性が高いので、少しでもブラッキーのHPを削って試合を終える必要があります。
すなじごくであれば、たべのこしやねがいごとの回復よりも後でダメージが入るため、最終ターンに確実にブラッキーにダメージを入れられます。
すなかけを入れてブラッキーがイカサマを外せばねむり回復後にすなじごくを使う隙が生まれます。
バンギラスにはばかぢからを撃って致命傷を与え、バドレックスで倒せる状態に持ち込めます。
バンギラスの攻撃特化かみくだくは確定3発ですが、れいとうパンチは48.7~57.9%入るので注意が必要です。
その他、ノーマル技持ち以外のレジエレキ、みがわり持ち以外のラッキーにも対抗できます。
このように長く書きましたが、ナックラーを入れてからブラッキー、バンギラス、レジエレキのどれも見かけなかったのでやはり選出0でした。
選出
選出パターンはあまり決まっていませんが、目安として一部の選出パターンを載せておきます。
相手のパーティにブラッキー、レジエレキがいる場合はナックラーを選出します。
バンギラスに対してはナックラーではなくウーラオスで対抗するのもありです。
基本選出
ウーラオスとサンダーの交代技でサイクルを回して相手を削っていき、バドレックスが全抜きできる状況を作り出します。
VSザシアン
@1
サンダーのボルチェンで対面操作しつつ、バドレックスを降臨させます。
基本的にサンダーが先発で、残り1体はウーラオスかマリルリを入れます。
VSカイオーガ
@1
受け出しができないので対面で勝てるこの2体は選出したいです。
残り1体をマリルリにするとかなり安定します。
VSイベルタル、ゼルネアス
@1
苦手なポケモン
ごり押しで突破できるのはバドレックス、ウーラオス、マリルリですが、どのポケモンも後出しどころか対面ですら逆に狩られる可能性があります。
あまり見かけなかったのが不幸中の幸いです。
誰も受けられないので隙を作ると簡単に負けます。
ナックラーがダイアタックで強行突破されると厳しいです。
感想
剣盾初のレート1800と3桁順位を達成できて大変嬉しく思います。
しかし、マリルリとナックラーの出番がなかったので、シーズン17でもこのパーティをこの2体が活躍するまで使い続けようと思います。
S17である程度使ったら使用感を追記する予定です。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。